
11/10(日曜)名古屋までセミナー受講しに行きました。【どうして う蝕と歯周病は起こるのか】う蝕も歯周病もそれぞれの細菌が原因で起こる感染症である。プラークとか、歯垢と呼ばれる口の中の汚れは、ただの汚れではなく【バイオフィルム】という細菌の塊であるということ。歯茎を堺にして、上と下ではその性状は、まったく異なる。歯茎より上に付着するプラークは
【う蝕】を起こす、酸を出す。歯茎より下に付着するプラークは、炎症を起こさせて、歯周病の原因となる。う蝕菌は、砂糖だけでなく ブドウ糖・果糖・調理デンプン等、全て合わせて【発酵性糖質】を栄養分として増殖する。だから、甘い物を食べなくても、う蝕に罹患する。歯周病の菌は、歯茎の炎症による出血の中の鉄分を栄養にして増殖する。プラークの中の菌は【善玉・悪玉・日和見菌】の三種に分類される。日和見菌は、口腔内の色々な条件の変化をきっかけにして、悪玉菌になってしまう。なので、予防するには栄養を与えないことと、悪玉菌が住み着きたく無い環境=清潔に保つことが大事である。