
22日(日曜日)第6回みえ歯ートネット研修会に行ってきました。『中途障害者への歯科的対応』
病気や事故により人生の途中で、ある日突然障害者になってしまった人達を中途障害者という。その原因は脳卒中・種々の難病・交通事故などの後遺症・内部疾患など様々である。まず最初に自分が障害者になったことを受け入れるまでに様々の精神葛藤があること。それを乗り越えて初めて社会復帰していることを私達は理解しなければならない。歯科的対応には多様の配慮が必要である。?来院が困難な方(歩行困難・車椅子利用)?治療椅子上での姿勢保持が困難な方(片麻痺・姿勢反射異常)?病気が原因で通常の歯科治療が困難な方(易出血性・易感染性・種々の合併症への配慮)?対話の確立が困難な方(高次脳機能障害)など障害の種類と原因により歯科的対応は様々であること。歯科治療や口腔ケアを行う際に必要な医学的配慮や工夫について。松阪『すずき歯科クリニック』院長 鈴木俊行先生の講演でした。
